アクセンチュアに内定するための道筋は明確です。
STEP1:”PDCAサイクルを回せることを証明する”というゴールの確認(詳しくはこちら:コンサルの面接では結局のところ何が評価されるのか? )
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STEP2:テクニック習得(詳しくはこちら: 徹底解説!新卒がアクセンチュア内定をつかみ取るために習得すべき「テクニック(3つの戦略)」)
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STEP3:実践経験(※今回の記事のメインとなっている内容)
この流れに沿った対策をやり抜いた学生こそが、アクセンチュアには内定できるのです。そのことを、何より平凡な私文大学生の僕が証明しています。
なので、この記事を成功者の1本のレールなのだと捉えて、役に立つと思ったところは徹底的にあなたの就活にも取り入れていってください。
- STEP1:”PDCAサイクルを回せることを証明する”というゴールの確認
- STEP2:テクニック習得
- (ようやく本題)STEP3:実践経験
- まとめ
STEP1:”PDCAサイクルを回せることを証明する”というゴールの確認
コンサルにおいて何よりも重要なのは「私はPDCAサイクルを回せる人間ですよ」という、ただこの一点のことをいかにして伝えるかということ。
ただ、それだけです。
これがコンサルティングファームおよび、アクセンチュア内定の原則です。
就活サイトや書籍、サイトなどでコンサルに受かるためにはどうすればいいのかについてのノウハウが色々書かれていますが、極論を言えば、昔からその答えは何一つ変わってなどいません。
PDCAサイクルを回してきたこれた人間であるか
YES or NO
これが全てです。
ですので、このことをESおよび、面接というツールを通じて、証明することができなければあなたに内定の二文字が言い渡されることは100%あり得ないということを覚えておいてください。
ここがゴールです。
ですから、どのコンサルティングファームの採用担当者も、PDCAサイクルを回す能力を持っている学生を何とか正確に効率的に見つけ出そうと、真剣に努力しています。
逆に言えば、しっかりとPDCAサイクルの経験さえ自分の中にあれば、あとは企業のほうでそれを引き出してもらえることに期待するという方法を選んでもいいわけです。
そういった方法を選ぶのであれば、工夫を凝らした志望動機や、工夫を凝らした自己アピールをする必要はないといえば、ないです。
とはいえですよ。
応募者数が数万人単位の、大手コンサルティングファーム(アクセンチュア)にエントリーするとなると話は別です。
エントリーした後は、採用担当者の力量に全てをゆだねて、自分は選考対策をろこうにせずにありのままの状態をさらけ出すように選考に受ければ内定をもらえるのかと言われれば、それは非現実的な話なわけです。
何より、どれだけ自分が優れた人間であったとしても、そのことを企業に対して、採用担当者から認知してもらわなければどうしたって内定はもらえません。
普通にエントリーして、普通にESを出して、普通に面接をしても、企業からしてみればそんな学生にスポットをあてて、選考に通過させてあげようとなど思わないわけです。
企業も採用のプロですが、数万人の人間をごくわずかな資料と、短時間の面接で判断するには酷すぎるのです。
しかし、それが日本の就活の今の姿なのですから、そこに文句を言っても仕方ありません。
理不尽なルールの上で、皆戦っています。
じゃあどうすればいのか?
それは、、
「私はこんな人で、ここにいますよ」とあなたの存在を確実に、主張することです。
そのためのテクニックがあり、そのテクニックを実際に本番で使えるようにするための実践経験(以下で詳しく解説)が必要なのです。
つまり、あなたがアクセンチュア内定のためにやることは、ES、WEBテスト、ケーススタディという物差しで、コンサルタントとしての基本的な素質を計測され、そこで一程度の素質があることを証明する。
一程度の素質があることを証明出来れば、あとは「自分がこれまでどれだけPDCAサイクルを回してきた経験がるのかという事実を、相手に納得させる」。
この2つのミッションをクリアできれば、晴れて内定なのです。
※もちろん、その他の要素としてはアクセンチュアについていえば、志望動機では選考に通過するひとが必ず押さえている要素を書けているのか、や、人として一緒に働きたいと思ってもらえるか、などの要素も2割程度介入してきますがね。
STEP2:テクニック習得
PDCAサイクルを証明することが、コンサル志望者にとっての最大のミッションであることがわかったら、そのミッション達成のための準備をしていくことが必要です。
準備というのは、その”PDCAサイクルが回せることの証明”を、周りのライバルよりも説得力のある、より綺麗な証明にするための、テクニックを習得することです。
その概要は以下です。
【STEP2:テクニック習得】
- 戦略その1「正しい情報収集」を行う(主にES執筆と企業研究)
- 「ユニスタイル」を使った具体的なアクセンチュアのES執筆対策について
- 「アクセンチュアOB/OG」を介した企業研究をすることで、より強力なESを作ることが出来る
- 「主要就転職サイト」を使った本当の意味でのアクセンチュアの企業研究
- 戦略その2「正しい選考対策」を行う(主にWEBテスト対策とケーススタディ対策)
- 「問題集」を使った最も効率の良いアクセンチュアWEBテスト対策
- 「ケース対策問題集」を使った堅実なアクセンチュアのケーススタディ対策
- 「ケース面接」でアクセンチュアの面接官と建設的な議論をするための論理的思考力を鍛える
- 戦略その3「正しい面接対策」を行う
詳細については、 徹底解説!新卒がアクセンチュア内定をつかみ取るために習得すべき「テクニック(3つの戦略)」で解説しているので実践経験パートに進む前に、【STEP2】を確認してからこの先の内容である【STEP3】については目を通すようにしてもらえればと思います。
(ようやく本題)STEP3:実践経験
- 1.PDCAサイクルを回すことを証明するというゴールの確認
- 2.そのために必要となるテクニックの習得
この2つができれば、いよいよ
- 3.実践経験です。
この実践経験で学ぶようなことは、どれだけ本を読んでも、どれだけパソコンとにらみ合っても、身につくようなものではありません。
実際に面接官と対峙してのみ、学べることです。
では早速、実践経験を積む上であなたが通るべき5つの場所について、それぞれの場所に何の意味があって、どういう人が活用すべきであるのかをお伝えしていきます。
「インターンシップ選考過程」を利用して面接の実践経験を積む
インターンシップに間に合えば、その場所をどんどん利用しましょう。
とはいえ、アクセンチュアなどの大手コンサルとなってくると、選考に通過できるひとは、本選考よりもはるかに倍率も高く、ほとんどがこの枠に入りません。
なのでインターンシップの選考は、ラッキーパンチがあたればいいなという感覚で臨めばいいです。
もちろん、インターンシップを受ける段階で、選考対策もばっちりな人も、そうではないひとも、エントリーしておいて損はありません。
ここで選考落ちしても、本選考にその結果は響きませんから、そこは気にしなくて大丈夫です。
インターンシップが間に合う人は、本選考前のこの段階でスタートダッシュを出来るだけ活かせるように、周りの就活生との距離を広げれるうちに広げておいてください。
※直近のインターンシップの検索&申し込みはこちらのサイトを利用すればすぐに見つかるはずです。アクセンチュアのインターンシップについては見つけ次第即申し込んでおくことが賢明です。
「本選考」を利用して面接の実践経験を積む
本選考で練習するのは、ある意味で最終手段です。
正直、ある程度の実力が伴っていなければこのやり方だけで、実践経験の練習をすべきではありません。
本選考が本格的に始まる前の段階で、なるべくインターンシップの選考や、選考時期に特に縛りのない、ベンチャー企業での経験を積んでおくことをお勧めします。
というのも、面接選考に進むまでに大手外資コンサルなどとなると、ほとんどの選考で英語力もしくは学歴フィルターもしくはWEBテストの足切りの洗礼にあう可能性が極めて高いからです。
そこで、コンサルティングファームの面接形式に近い面接を、確実にやってもらうことができる、2種類の裏技を紹介します。
僕も実際に、以下にあてはまる多くの企業を通じて、倍率が低いから面接をさせてもらえるというだけで選考内容としては大手外資コンサルと遜色のないクオリティの面接の数々を経験して、実力をつけていきました。
「元・外資コンサルタントが多数在籍するベンチャー」で面接の実践経験を積む
コンサルティングファームとは、何も大手外資コンサルのことだけではありません。
大手外資コンサルティングファームの戦略部門というのは、かなりの狭き門なわけです。
その狭き門から落ちてしまった、超頭のいい学生が、次は外資コンサルの戦略部門以外に入ってくるわけです。
となると、大手コンサルの面接に進んで、実践経験を積もうとしても、そこでのライバルは早慶上智や東大京大の中でも、そこまで優秀ではない、そんな学生になります。
となると、関関同立・MARCHレベルの学生が、コンサル形式の面接の実践経験を積むべき場所はどこか?
それは、大手以外のコンサル企業になります。
日系コンサルも選択してとしてありますが、ここではケーススタディの対策があまり出来ないので、そこまで受ける意味はありません。
では、日系コンサルでもなくて、大手コンサル会社でもなければ、どこなのか?
それは、元・外資系コンサルタントの転職者で社内の社員があふれかえっているような、そんな企業になります。
例えば、エムスリーという会社です。
この企業について調べてもらえればわかりますが、ここは元・マッキンゼーや外資コンサルを転々とする社員が、ここに集約されている会社なのです。
弊社は、マッキンゼーやBCG(ボストン コンサルティング グループ)などの外資系戦略コンサル、ゴールドマン・サックスやJ.P.モルガンなどの外資系投資銀行の出身者が約30名以上在籍しています。
参照:マッキンゼーのパートナー出身者をトップにわずか15年で時価総額1兆円を達成。業界の巨人、「エムスリー」成功の秘密|就活サイト【ONE CAREER】
なぜ元・外資コンサルが集まっているのか?
理由は簡単です。この会社が、コンサルタントの能力を必要としてる会社であるからに他なりません。
つまり、そこから何がわかるかといと、新卒の学生が求められる能力についても、社内に集まっている社員の特徴からして、コンサルタントとしての素質を兼ね備えている学生を求めていることが考察できるわけです。
会社の規模としては小さいかったのですが、ニッチな分野(エムスリーは医療従事者向けサービス事業)でコンサルティング業をおこなっている会社です。
やってることはマーケットのそれほど大きくはない、スモールビジネスの部類に入りますが、社員の実力は大手外資コンサルの社員とそん色ありません。
むしろ、コンサルからの転職してきた社員が多数の会社なので、それ以上の実力者の集団です。
そんな彼らに面接をしてもらいましょう。
落ちたら次の企業を受ければいいだけのことです。
案の定、僕はこの企業の説明会付き選考会に進みましたが、何しろまだ就活を始めたばかりであったこともあり、それはそれは玉砕されました。
まず選考内容が謎でした。
筆記試験という形式で
- ビジネスメールの文面を欠かされるもの
- 現代文を読んでそれについて答えさせられる読解問題
- そして面接
という1時間構成でした。
普通じゃないです。
選考落ちはしましたが、外資コンサル内定という目標に向けてのいいスタートにはなりました。
大手外資コンサルは、最後の最後まで本命企業として採っておくことです。
そして、「”PDCAサイクルを回せることを証明する”というゴールの確認→テクニック習得→実践経験」この流れでばっちり対策ができたと思えたら、いよいよ外資コンサルへのエントリー開始です。
それまでは、こういった穴場企業で、とにかく面接選考に無条件に進ましてもらえるところにエントリーを続けておいて、大手外資コンサルへのエントリーは準備が整うまでは我慢するのです。
潜って、とことん鍛えぬきましょう。
最後に、大手外資コンサルの内定は獲れればいいのですから。
あとちなみに、エムスリーの会社を目指している学生は関関同立・MARCHレベルの学歴では面接はさせてもらえますが、内定獲得は至難の業であるということは一応忠告しておきます。
なので、ここで落ちても全然落ち込まなくていいです。
以下のワンキャリアに掲載されている内定者の学歴に注目してもらったらもうわかりますよね。
はい。
嘘だろと思うくらいに早稲田と慶應しか内定者にはいません。
これが一種の、圧倒的な高学歴の特権であもあり、学歴フィルターを象徴するものです。
こういった事実も一応覚えておいて下さい。
まぁだからこそ逆に、僕らみたいな関関同立・MARCHレベルの学生がいったいどこまでエムスリーの面接で生き残れるのかには挑戦してみる価値は大ありですけどね。
というわけで、こういった面接は受けさせてもらえるけれども、超一流の就活生が集まる隠れた会社で、面接の実践経験を積む方法が1つです。
「元・外資コンサルタントが社長であるベンチャー」で面接の実践経験を積む
元・外資コンサルタントが社長をしている事業会社の選考に進んでみるのも一つの手です。
例えば、NKメディコという会社がります。
ここの会社の社長は、元・ローランドベルガーのコンサルタントで、コンサルばっかりじゃなくて、ある日を境に事業を自分でしたくなって、会社をされている社長です。
富永 朋. NKメディコ株式会社 代表取締役社長. 1980年生まれ。2003年、IBMビジネスコンサルティングサービス(現 日本IBMグローバルビジネスサービス事業)に入社し業務変革のコンサルティングに従事。その後、戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガーにて数多くの企業再生/全社戦略立案/M&A支援のプロジェクトに従事。
参照:大学発バイオベンチャー支援や医療機関コンサルティングを通じて予防医療の最前線に挑むビジネスプロデューサー
僕は、この社長との面接を何度も重ね、ある日はケーススタディ面接を振られる展開も経験してきました。
全部で3回はここの社長と面接をしています。
最終的には、7次面接でこの会社の採用人数が一人であることを宣告され、「今ここで内定を出してもいいけど、就活をやめてもらうことになる」といわれ、最後はそこで選考を外れています。
とはいえ、そこでの経験はまさにアクセンチュア内定獲得のための、大きな成長の糧ちなってくれました。
あそこでの、元・外資コンサルの社長との繰り返しの面接経験がなければ、外資コンサル内定はなかったかもしれませんので、本当に感謝しています。
それくらい、意義のある実践経験の場でした。
という風に、外資系コンサルタントが社長をしている、比較的従業員数が少ない会社であれば、社長が直接面接にも出てくることから、コンサルタントとの面接がごくごく自然と実現するわけです。
そして、社長の好みによってはケーススタディを何の前触れもなく、課してくるというパターンもあることを知っておいてください。
これが最も効率よく、コンサルタントとの面接による実践経験を積む方法です。
「捨て企業のSPI試験受験ID」をストックしてWEBテストの実践経験を積む
まずはWEBテストに関する実践経験の積み方です。
WEB対策などは、実践も何も、問題集を解いて対策をするのが全てでじゃないの?と思われていたかもしれません。
しかし、そうではないのです。
というのも、SPI試験というのは、問題集は紙のものを使って進めていくと思いますが、テストセンターで受ける形式は、パソコンの前で決められた制限時間内で、与えられたメモ用紙とペンを使って問題を解かなければならないわけです。
つまり、これを初見でやってしまうと、まぁテンパります。
だからこそ、何度かのテストセンターでの受験を経験しておく必要があるということです。
テストセンターで受けられるテストは、1つの企業のつき、一度きりです。
ですので、これは実際の企業のSPI受験IDをいくつか保持しておいて
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問題集で対策
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テストセンターで受験してみる
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問題集で復習
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テストセンターで受験する
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問題集で復習
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テストセンターで受験する(ここで一気に2、3度受けてもよい)
この流れをSPI受験のIDのストックがなくなるまで、時間の許す限り受験しましょう。
SPI試験でいい点数をとるための一番のコツとしては、まとめて受けまくるという方法です。
詳しいWEBテストの学習方針について困っているのであれば、就活の面接が始まるまでまだ余裕のある人。もう既に面接が始まりかけている人。の二者に分けてWEBテストの対策方針を徹底解説するこちらを参考にしてください。
「ケーススタディ対策をしてくれる講座」に参加してケース面接の実践経験を積む
ケーススタディの対策というのも、基本的には問題集で進めることになります。
問題集一冊を、一周してから、そこから問題集の答えを全て覚えてしまうくらいに、ケーススタディの要領を掴んでしまうくらいにやりこむことが理想的です。
しかし、問題集の対策で網羅できることは限られています。
それは、ケーススタディの解法を導くというところまでです。
しかし、それでは足りません。
というのも、ケース面接というのは、「ケーススタディの問題を解く+コンサルタントである面接官に、導き出した答えについてのプレゼンをする」という、ここまででケース面接なわけです。
となると、ここで必要になってくるのが、ケース問題についてのプレゼン力です。
プレゼン力については、書籍を通じて学習することも可能ですが、さすがに実際のプレゼン経験なしに、いきなり流ちょうにプレゼンすることは、不可能です。
出来るひともいるかもしれませんが、僕にはとても無理でした。
そこで僕が実際に利用していたのが、「ケーススタディ対策の講座」でした。
グループティスカッション講座などと同様に、ケーススタディ講座というのも、数は少ないですが、実は高学歴就活生向けに開催されているのです。
その中でも、最も講師となる方のレベルが高く、なおかつ参加者の質も保障されているサービスが、ビズリーチキャンパスが主催しているケース対策イベントになります。
「ビズリーチキャンパス」のケース対策イベントがおすすめである理由
例えば過去に開催されたイベントには、こういったものがあります。
参照:ビズリーチキャンパス
上記のイベントは、外資コンサルの内定を本気で考える就活生を対象に開催された、イベントです。
ビズリーチキャンパスには、こういたコンサル志望者向けのイベントが豊富です。
参加者も、関関同立・MARCH以上の学歴の人しか来ていないので、それだけレベルの高い講座になっています。
少人数制で開催れているこうしたイベントに参加する意義は本当に大きいです。
一度でも参加すれば、それだけで大きく成長できます。
ビズリーチキャンパスが招いている講師は、実際の外資コンサルで面接をやっていた社員や、現役のコンサルタントばかりである特徴もあります。
つまり、そんな人のもとでケーススタディ対策をやってもらえるわけです。
これは普通ならありえません。
普通にコンサルティングファームの選考に進んで、ケーススタディの対策は積めばいいのでは?と思っているかもしれませんが、その面接選考ににたどり着くまでが大変です。
コンサルタントも暇ではありません。
誰でも彼でもエントリーしてくれた学生と、仲良くケーススタディに付き合ってくれるほどお人よしではないわけです。
ケース面接進むまでに、ES選考、WEBテスト選考の壁を越えたものだけが、ケーススタディをしてもらえる権利を得るわけです。
そこまで行くのに時間も、労力もいります。
だったら手っ取り早く、単純にケーススタディの特訓をつけてもらうためには、ビズリーチキャンパスが頻繁に開催しているようなイベントを活用する方法が賢明であるわけです。
ケーススタディの実践経験なしに、問題集しかやってない状態でいきなり本番に突っ込むと、あまりの時間のなさに絶望します。
そうならないためにも、ケーススタディの実践対策がしてもらえるセミナーが頻繁に開催されているビズリーチキャンパスのイベントはにもすぐに参加できるように、プロフィール情報の入力が必要な、登録作業だけは先に済ましておくのがおすすめです。
「ビズリーチキャンパス」の就活講座に参加すればあなたの本当のライバルの姿を把握できる
またケーススタディ対策イベント以外にも、何か興味のあるイベント(グループディスカッション対策イベント、戦略コンサルタントによる無料トークセッションなど)があればどれか1つにまず参加してみて下さい。
そうすれば、あなたと同じ学歴レベルで、同じ志を持つあなたの本当のライバルといえる就活生が、いったいどんなやつらなのか?をそこでは確認することができます。
就活は団体戦だなんてよく言われますが、完全に個人同士の戦いです。
「2人一緒に内定をください!」と言ったところで、企業にとっては無理なお願いなわけで、誰かが内定して誰かが落ちます。
その落ちる側の人間にならないためにも、あなたが勝たなければならない学生がどんやつらであるのか、その敵を知る作業をビズリーチキャンパスのイベントを通じて遂行してきてもらえればと思います。
「スカウト型就活サイト」を利用して面接の実践経験を積む
僕がおすすめする最も簡単かつ、確実な実践経験の積み方は、スカウト型就活サイトを利用することによる方法です。
コンサルティングファーム内定のためにも、まずは一社、どこでもいいから内定をとることが重要になります。
コンサル会社でなくてもいいです。
内定を掴むという”感覚”を掴むことが、何よりもまず最初は重要です。
そこでの内定をもらう企業は捨て企業であると考えていいです。
内定をもらる感覚を、スカウト型就活サイトで掴んで、それが出来たら次のステップとしてさらに倍率も高い、ライバルも強敵ぞろいの企業の選考に進むという流れです。
1つの企業に内定できないような就活生が、外資コンサルからたまたま内定がもらえるなんてことは不可能です。
そう考えても、少なくとも本命企業の面接選考までには、、
- インターンシップでの面接選考
- スカウト型就活サイトでの面接選考
両者を合わせて、20回は面接の場数を踏むことが目安となります。
具体的な流れとしては、、、
【面接という”実践経験”の積み方についての具体的な流れ】
スカウト型就活サイトで5~10社エントリー。インターンシップ選考に10~20社にエントリー(インターンシップへの参加は、ほぼ不可能であると考えておいてよい。高学歴層がほぼ参加者定員を埋め尽くしているため。参加できればラッキーという感覚でOK。)
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その中で面接に進ましてもらえる回数が、スカウト型サイトとインターンシップで合わせて10~15回(スカウト型サイト:インターンシップ=8:2が目安)
↓
その段階で、どこかしらの企業からの内定が仮にとれたら、次はより志望度が高い、かつ倍率も高い企業に、ES・WEBテスト選考を要する企業のインターンシップも含めて選考にエントリー10~20社(スカウト型サイト:インターンシップ=7:3が目安。インターンをより高難易度の選考に進んでみる。インターンにも参加して早期内定を狙ってみることもあり。戦略コンサルであれば、ジョブ採用がこの時期から始まる。)
↓
そこから面接の場数をさらに10~15回の経験を重ねる。
↓
そこで再び内定がとれたら、いよいよ本命企業の選考へ進んでいく。(大手外資コンサルティングファームには片っ端からエントリー。今まで蓄積してきた「テクニック」「実践経験」の成果をすべて出し切る。戦略コンサル志望はここからが山場。※就活解禁が3月の時期の年度の、外資戦略コンサルのエントリー締め切りは12月頃なので注意!)
※この時点で最低でも20回の面接を経験済み。可能であれば、30回程度の面接を経験できていれば文句なし。
この流れです。
20~30回の面接経験をしてから、就活解禁以降の、本命コンサルティングファームの選考に進むことができれば、それが最も理想的な流れです。
もしも、このインターンシップによる選考を経験できておらず、なおかつまだ就活解禁まで時間があるのであれば、インターンシップ選考に参加できない分、スカウト型就活サイト経由の選考経験を重ねて、その分の穴埋めをしていってください。
就活解禁を迎えてからは、、
- スカウト型就活サイトをたどる面接選考
- 企業の公式採用ページをたどる面接選考
この2パターンの選考ルートで実践経験を積んでいくことになります。
ただし気を付けてもらいたいのが、就活解禁以降になると既に大手外資コンサルの採用が最終エントリーになってくるので、ここでエントリーが間に合わなくなるようなことがないように気を付けてください。
外資コンサル内定にたどり付くまでの流れを逆算して考えても、大学3年生の夏休み頃から、本格的に動き出せている学生がやっぱり強いです。
とはいえ、全員がそんなに早くから選考対策を進められていないので、エントリー出来る範囲でインターンシップ選考には進んで、それを補う形で積極的にスカウト型就活サイトを活用する方法が、最も着実に実践経験のスキルを磨く方法といえます。
選考落ちする企業が最初のうちはいくつあっても問題ありません。落ちまくったらいいです。僕も最初はそうでした。
これでもかというほど落ちて、面接官からは嫌な顔をされ、自己嫌悪にも陥りました。
ただし落ちては受けて落ちて、悔しい思いをして、それでも受けて、そして落ちて、、、
と、それを何度も何度も何度も繰り返していきながら、自分の面接でダメだったことをその度に涙をこらえて振り返って、ノートにも必至に書き殴って、何が悪くて、どういった対策が自分にはまだまだ足りていないのかを常に向き合いながら、最終的には完璧な面接スキルになるように、地道に鍛錬し続けていきました。
そんな地道なトライ&エラーを続けられたものが、コンサルティングファームからの内定をもぎ取れるのです。
そのことを僕が実際に証明しています。
地道な努力が出来たものこそが、最後は内定にたどり着けます。
これが凡人にとっての一番の近道です。
まとめ
「”PDCAサイクルを回せることを証明する”というゴールの確認をし、テクニック(専用記事: 徹底解説!新卒がアクセンチュア内定をつかみ取るために習得すべき「テクニック(3つの戦略)」)を知識として、知っておくことは重要です。
しかし、知っているだけで誰もが上手くいくなら、誰だってアクセンチュアにだって通っています。
本当に重要なのは、実践経験です。
この場数をどれだけ多く踏むことができているかこそが内定獲得を最終的には左右します。
才能がある人であれば、知識はなくても実践経験をとことん極めることで、知識を体系的に学んでいなくても、全て感覚でやってのけてしまうかもしれません。
なぜなら、知識がなかったとしても、実践経験を積みさえすればテクニックはいちいち学ばなくともいつかは身につきます。
でも、逆は無理です。
どれだけ知識を豊富にして、完璧に面接時のテクニックが頭では理解できていても、実際にそれらのテクニックの再現性がなければ、ただのノウハウコレクターです。
そんな就活生には、企業からしてみれば何の意味もありません。
しかし、心配する必要はありません。
始めから面接の実践経験が満足にできている学生なんてほとんどいません。
とにかく社会人と面と向き合って、社会人と対話する場数を積み重ねればいいだけです。
ある就活の法則では、こんなことが言われています。
大人慣れしている学生と、存在感のある学生が内定を勝ち取る
つまり、ここから言えることは、いかに社会人とのコンタクトをとっているかがカギになるということです。
それは面接の場所でなくても構わないのです。
社会人と、将来について語り合う、就活の相談を持ち掛ける、そんな雑談をする機会を持っていれば持っているほど、大人慣れしていき、存在感もあがっていくわけです。
そう考えても、ただの堅苦しい面接という場所だけでなく、「インターンシップ・スカウト型就活サイト・キャリアチケットという新卒向けのエージェント」などの社会人と面接以外で交流する場所を経験しておくことも馬鹿にならない選考対策であるか理解できますよね。
あとはあなたがやるかやらないか、ただそれだけです。
健闘を祈ります。