アクセンチュアに入社してからずっとここで働き続けようなんて考えをしている内定者は恐らくいません。
なぜなら、コンサルティングファームに終身雇用という概念がなくなってきており、そのことを内定者もわかっているからです。
また、入社してから会社に食わしてもらうというよりも、あくまで個人の実力が勝負。
これは誰しもがわかっているコンサルタントとしてあるべき心構えです。
で、それがわかっているにもかかわらず、アクセンチュアの最終面接までいったとしても、落とされる人とはどんな人なのかわかるでしょうか?
もしここを理解できていないようでは、アクセンチュアの選考ではまずあなたは落とされます。
まさにこれこそが、就活生にとっての内定がもらえるやつと、もらえないやつの境目です。
新卒選考を突破するためには、WEBテストでいい点数を出し、完璧なESを書き、グループディスカッションで協調性を発揮し、ケーススタディで論理的思考力をアピールできることは、もちろん重要です。
ですが、それくらいアクセンチュア志望者であれば誰だって準備してきています。
それが出来ているだけでいいのであれば、誰だってアクセンチュアのコンサルタントの内定を簡単にもらえてしまいます。
アビームコンサルティングにも、IBMにも、アクセンチュアにも最終まではいけるのに、なぜかどこにも受からない就活生というのは現に山ほどいるわけです。
どうして彼らが受からないのか?
理由は簡単です。
彼らはその会社、もしくはアクセンチュアではなくても、成長する環境としては何の問題もないからです。
正確には、アクセンチュアではなくても、成長する環境としては何の問題もないように面接官から見られてしまっているからなのです。
つまり。
いくら優秀で、いくら外資コンサルからの内定を総なめにできる実力があっても、アクセンチュアでなければならない人物像であるとアピールできる状態にまで仕上がっておかなければ、内定の2文字はなかなか言い渡されないのです。
ただ優秀なだけではない、アクセンチュアこそが自分の進むべき道だと断言できる、そんな志望動機と新卒像のまま面接に進まなければ、最後の最後で選考落ちします。
よく聞きませんか?
最終選考まではいったのに、最終面接ではどうしてもどこの企業からも落とされてばっかりだったと後悔している先輩就活生の姿を。
そういう就活生に共通しているのは、その会社でなければならないという理由付けが最終選考に近づくにつれて確認される場所で、はっきりとアピールできなかったという点です。
スキルやポテンシャルは、内定がもらえる就活生と同程度であっても、その会社に来てくれるという確固たる理由と根拠を語れる能力がなければ、高倍率の会社については、いくら本人が優秀でもガンガン落とされるんです。
新卒採用活動というものが何かを考えてください。
採用担当は、ちゃんと会社に来てくれると確信が持てる人間だけを、最後の最後には極力通過させます。
どれだけその人が優秀で、どれだけさっき面接した子よりも優秀なんだろうな~と思ってもらえても、そこで「あ、この子たぶん優秀なんだろうけど、他の会社に行くかもしれないな~」と思われてしまっていれば、それを撤回できるだけの説明をねじ込まなければ落とされるんです。
新卒の採用基準なんて、要はポテンシャルです。
本当に優秀かどうかなんて、実際に働いてもらってからでないとわかりません。
だったら、何を一番優先するかというと、一番「この子はうちに来てくれるな」と確信が持てるひとを優先して、内定を出すのです。
内定辞退ほど、企業にとっての採用計画を狂わされるものはありません。
優秀な学生を見つけて、内定を出したと思ったら、次々とその学生たちに内定辞退をされてしまったら、「いやぁ、今年の内定辞退者はすごい優秀だったな~。だからまぁいっか。」とはなりません。
超優秀な人に内定を渡しまくって、内定を蹴られまくるよりも、普通に優秀な人に内定を出して、確実に来てもらう方がまだ100倍ましなのです。
だからこそ、あまりに優秀過ぎる人は、もうどこのコンサル会社でもぶっちゃけ内定もらえるんだよね~と自信満々で選考に進んでいくと、最後の最後で、ほぼ間違いなくアクセンチュアの選考については落とされる可能性が極めて高まります。
また他にも、他に選考途中の企業があり、どちらに行こうか迷っていることを正直に話してしまう人も、これまた容赦なく落とされます。
これが、アクセンチュアの最後になって落とされてしまう人の特徴です。
では、最後の最後で落とされないためには具体的にどうすればいいのか?についてですが、これについては僕が実際に最終選考に臨んだ際の体験レポート記事の中にまとめているので、そちらで確認してください。
一言でいうと、アクセンチュアしか自分はもうないんだ!ここが俺のキャリアビジョンの中での踏み台なんだ!ということを論理的に、なるべく抜け漏れなく志望理由として説明することです。詳しくは、こちらでどうぞ。それでは、また。
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