就活をしていない18卒の就活生というのは山ほどいますね。
そんな就活をしていない人たちが、どうして就活をしていないのか?
人によって理由は色々あると思います。
家庭の事情、親の病気、ただ面倒だから‥など
別に今からその人たちをコケにしよう思ってこれを書いているわけじゃありませんよ。
今日、僕が言いたいこと。
それは、
別に来年から就職する必要は必ずしも無いと心の底から思っている。けど、
就活してない18卒がとりあえず1社でいいから内定をもつべきだということ
です。
- 僕は、就職したくありません。
- みんな大企業で働き続けて、どうなりたいと思っているのか?
- 企業の選考を通じて感じた、出世してきた社員の「気持ち悪さ」
- 大企業の中では、ヒーローになれるかもしれません
- 就活してない就活生の気持ちはわからないでもない
- 就活したくなかった、それでも就活した
- 就活したくでもできない大学生がいる一方で‥
- あくまで、就活というのは選択肢の一つ
- ただただ何もせずに大学4年という時期を過ごすことの問題
僕は、就職したくありません。
僕は、本当に就職などしたくなと今でも思っています。
なぜなら、冷静に、企業に属して働くという人生に恐怖を覚えているからです。
出来ることなら、このまま大学生の暮らしの延長線上のような暮らしをしていたいです。
みんな大企業で働き続けて、どうなりたいと思っているのか?
僕にはわかりません。
だってそうですよね?
上司に怒られるとか、同期でのゴタゴタとか、そういう苦しみとかが一切ない生活を送りたい、そう思うのってごくごう普通の感情ですよね。
それが、もし就職してしまえば、人生そこから40年間企業の奴隷です。
大企業に入ったから、中小企業に入ったからとか、公務員だからとか、関係ないです。
どうしたってもう、その人は事実上の奴隷になるわけです。
企業の選考を通じて感じた、出世してきた社員の「気持ち悪さ」
僕は、企業の選考での面接の際には、つくづく感じていました。
何を感じていたかというと、出世している社員の人たちの「気持ち悪さ」です。
そういった面接をするような地位についている、その企業のお偉いさんたちの言動は、僕からしてみれば本当に奇妙でした。
心の底から「この人ほんま頭おかしいんちゃうか‥」っていう風に思っていました。
何がそんなに奇妙だったかというと、「仕事することを=人生の生きがい」として生きている人ばかりであったことです。
心の底から、会社の売り上げを伸ばして、会社を大きくして、世の中をよくすることに心の底から意義を感じている。
そんな偽善者かのような狂気じみたモチベーションのまま、会社を中心として過ごしている人生に満足している。
そんな社員たちが本当に奇妙でした。
中には、多忙を極めるあまり、
「気が付いたら30年たっていて、今のポジションまであがっていたかなぁ」
なんてことを、言っている社員もいました。
こんなわけのわからないことを、自信気に語っていたのです。
これって要するに、自分もこういった会社に入社すれば、多忙のあまり、気が付いた時には40歳後半、頑張れば頑張るほど、何のために生きているのかもわからないと思われるような人間になってしまう、(現に、学生の僕が見た限り、選考の面接時に目の前にいた大人がそんな風に見えた)というわけです。
大企業の中では、ヒーローになれるかもしれません
確かに、大企業で暮らしていれば、俗にいう一般的なサラリーマンよりは、多くの給料をもらえるのかもしれません。
そうやって人と比べて、ちょっと贅沢ができて、高いものを食べて、いい車に乗って、いい家に住んで、そんな生活を送れているのかもしれません。
でも僕は間違いなく、企業で働くことを決め、その企業でバリバリ活躍することを覚悟し、企業に魂を売れば、いつかどこかのタイミングで、
「いったい自分は何をしているんだ‥」
という風に、思うに決まっていると確信しています。
就活してない就活生の気持ちはわからないでもない
だからこそ、こういった考え方を就活の解禁時期から頭によぎりによぎっている学生は、たぶん就活なんてできたもんじゃなかったと思います。
それでも僕は、こういった考えを頭にちらつかせながらも、なんとか自分の本当に感情を抑え込んで、
「就活を今はやるんだ、今はそういう時期、考えるな考えるな、みんなやってる、みんなやってる‥」
そんな風に自分を洗脳しながら、就活を一種の大学生活最後のゲームと置き換えて、そのゲームクリアを目指す、そういった意思をもってやってきました。
逆に、こういった考え方をしていなければ、どこからの内定も今でももらえていなかったと思います。
真面目に企業に勤めて、面接で今まで出会った人のような、仕事一筋で人生を過ごしていく、こんな大人に僕はなりたい、などとは一ミリも感じていませんでした。
ただただ、ひたすらに、「内定」というその2文字を一社からでもいいから言い渡されることを考えて、僕は就活をしていたのです。
其のうえで、今、就活をしていない、もしくは内定がもらえないと考えている就活生には、僕と同じような考え方をしている学生も多くいると思っています。
就活したくなかった、それでも就活した
楽して、1秒も働かないままで、人生を過ごしていきたい。
こういった考え方に、僕は一切の違和感も抱きません。
僕もそうです。
働きたくないです。就活したくもなかったです。
それでも、なんとかこんな考え方の僕のところに、内定という文字を企業から言い渡させることは出来ました。
なぜそれが出来たのか?
どうしてこんなにも、就活したくない、働きたくない、と嘆いていた平凡な大学生が、内定をもらうに至ったのか?
この理由については、僕の場合はたった1つです。
今から言うことは冗談でも、受け売りでもありません。
それは、
親へのこれまでの感謝と、親の気持ちを汲んだことからです。
これば僕が、就活に対して本気で取り組もうと思った理由であり、モチベーションであり、就活をしないという選択肢を消した根底にあるものです。
僕は、中学校受験を経験しています。
そして、大学にも浪人して入っています。
それもこれも、すべては僕の将来を一番にと思って考えてくれた親の気持ちありきなのです。
僕が将来、苦労しないように、これまで時間とお金を注いでくれました。
その是非がどうかが問題ではありません。
そんな風に、僕が親から受けてきたこれまでの苦労を、僕がここで就活をしないという選択をとれば、すべて踏みにじることになったのです。
少なくとも、僕の両親や親せきを含めた考え方は、そのような大学=きちんと就職するために行く場所、という考えで統一化された家系でした。
大学に入学してからも、一年目にしてすぐに、将来の就職に役に立つように頑張れよといって大学の授業料についてもすべて払ってもらっていました。
その大学に入るためにも、中学受験のための塾での勉強をさせてもらい、中学高校も高い授業料を払ってもらっていたのです。
そんな10年近くにおよぶ僕に対する親からの気持ちが、一方的なものだからという理由で、そんなもの無視して自分のやりたいことをすればいい、就活したくないならそれでい、なんて考えではねのけることは、僕には無理でした。
考え抜いた末に僕は「就活をしない」という道は無理だという結論に、その当時は至ったのです。
その結果、僕は「よし。就活する。」という洗脳のようなものを自分にかけ、それまでの数か月間を、周りの学生とはある意味違う考えで就活を捉え、たんたんと就活をやってきたわけです。
これが僕の、就活に対するモチベーションです。
就活したくでもできない大学生がいる一方で‥
もちろん、家庭環境によっては、両親がひどい親で、アルバイトで生計を立てて、自分で学費を払って、就活する暇なんてなくて、それでもって就活していないという学生だっていると思います。
そんな学生には、もう言葉がありません。
特にこれといった不自由もなく、ある程度のアルバイトをしていれば、生活できていた生ぬるい生活を送っていたことに、申し訳なさを感じます。
しかし、そういった特殊な生活環境ではなく、もし僕と同じように、ある程度の生活を保障されて、大学にも入れてもらって、学費もはらってもらって、親にも将来を考えたうえで、大学にいれてもらった立場の学生であるなら、
そこで、就活をしたくないとどれだけ思っていたとしても、「就活をしていない」というのはお門違いではないのではないかと思うのです。
もちろん、何か考えがある上で、就活していないというのであれば、それはそれで全力でその道を究めていけばいいと思います。
新卒ブランドというものがあるにもかかわらず、そのブランド力にも勝る、将来へのビジョンがあるならば、そっちを優先させるべきでしょう。
でももし、そういった考えもない、自分の将来を考えない、考えようともしない、そんな状態で、ただなんとなしに、時間が過ぎるままに日々過ごしているのであれば、これについてはどうかなと思います。
あくまで、就活というのは選択肢の一つ
就活をせずに、バンドマンとして本気で生きていくことを考えて東京に出ていった僕の友人もいます。
就活をせずに、飲食店のアルバイト先でそのまま社員になると割り切って、就活をしていないという友人もいます。
でも、そういった考えなしに、生きていく術も考えていない、といのであれば、最終的にはやっぱり、とりあえず「就活する」というのは当然の選択肢になるのではないかと思います。
とりあえずでいいんです。
何が正解だとかありません。
ただただ何もせずに大学4年という時期を過ごすことの問題
でも、本当に何もしないでただただ大学4年を過ごすのでは、あまりにも空虚で、親が準備してくれた大学という環境で、それまで生活してきたそのすべてが無駄になるとも言えるんじゃないかと思うのです。
だから、せめて、就活をして、せめて「1社」からでもいいから、内定をもらうべきです。
本当に心の底から、ここで働きたいという会社を見つけなくたっていいです。
僕もそうです。
このままいけば、来年の今頃は、僕が面接では気持ち悪いと感じた社員のひとと一緒に働いていることになるのです。
ただし、それはあくまで、これから何もしなければの話です。
これから何もせず、ただ内定が出たからという理由で、大学生活が人生最後の遊ぶタイミングだとかなんだとかいって、遊び惚けていれば、確実に来年の今頃は、企業との何十年と続く奴隷契約を結んでいる状態なのでしょう。
転職をするにしても、またその奴隷契約を別のところで結んでは、切って、結んでは切っての繰り返しです。
そんな将来を、はっきりいって僕は受け入れる気はありません。
そのために、今は、このサイトブログのような不労所得の媒体を築く活動を通じて、インターネットの可能性にかけて、企業に属するという生き方意外の方法で、生計を立てる術を探しています。
もちろんこんなことを、親にも言ってはいませんし、言えません。
もし、このまま何もできずに力尽きれば、そのまま就職するでしょう。
選考時に出会った、気持ち悪い大人、何を考えているかわからない同期と一緒に働きつづける人生です。
そんな今の僕と同じように、今後の人生と真剣に向き合うためにも、はやりセーフティネットは必要ではないでしょうか。
そのセーフティネットが、今の日本の大学生にとっては、就職活動をして、内定をもっておくという状況に、自分をおいておくことではないでしょうか。
またそれが、親へのこれまでの感謝と大学生であったことのケジメです。
就活したくない大学生が、自分の将来を本当に考えるタイミングはそこからです。
だからこそ、1社。
1社でいいから、とりあえず内定を持つべきではないでしょうか。
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