アクセンチュア内定者としての興味関心から、2019卒向けアクセンチュアWEBセミナーというものを視聴してみました。
まるまる1時間のセミナーだったのですが「コンサルタント・エンジニアに興味あるすべての就活生にとって本当にためになる」内容であったように感じます。
どうしてためになったのかというと、今回のセミナー内容は、、
- アクセンチュアの社員が、エンジニアまたコンサルタントとしてどのようなキャリアを歩んできたのかという具体的なキャリアアップのお話
- アクセンチュアが求めているソリューションエンジニアというのはどういった人物像であるのか?という社員による他では聞けない意見
といった内容が中心であったからです。
というわけで、今回は、コンサルタント・エンジニアという職種について少しでも興味がある人にとって参考になる、アクセンチュアのソリューションエンジニア・コンサルタントの仕事内容はどういったものなのか?という内容なので是非この議事録を参考にしてもらえればと思います。
※1 今回の記事は、「次世代ビジネスリーダー育成プログラム「和魂偉才塾」の魅力を知るWEBセミナー 」配信日:2017年8月3日(木)19:00~20:00についてまとめた議事録記事となっています。
※2 以下記事の構成については、セミナーを視聴しながらセミナーのそのままの流れに沿ってそこでの内容をまとめたものなので、多少読みずらい部分があると思いますがご了承ください。
- カワナさん(1人目の社員の方)の経歴についての紹介
- グンジさん(2人目の社員の方)の経歴についての紹介
- アクセンチュアの会社の規模ってどれくらい?
- ソリューションエンジニアの仕事内容とは?
- コンサルタントとソリューションエンジニアの違いとは?
- カワナさん(登壇されていたアクセンチュア社員)のキャリア
- グンジさん(登壇されていたアクセンチュア社員)のキャリア
- 「和魂偉才塾」のインターンシップの魅力・内容とは?
- 「ソリューションエンジニア塾」のインターンシップの魅力・内容とは?
- 社員対談(パネルディスカッション)
- アクセンチュア社員のお二方からの就活生に向けた熱いメッセージ
- さいごに
カワナさん(1人目の社員の方)の経歴についての紹介
・テクノロジーコンサルティング本部のシニアマネージャー
→保険業界向けのサービス、システム企画やサービスを担当
・13年目でシニアマネージャーに昇格
・趣味はダンス
・ワイルドでカッコいい
・シニアマネージャー
グンジさん(2人目の社員の方)の経歴についての紹介
・7年くらいフリーで活動した後にアクセンチュアに入社
・アクセンチュア入社13年目くらい
・下の人がどんどん上の人に向かって、色々言ってくる文化がアクセンチュアにある
→この文化を楽しんでいる
・平日は朝6時に起きて子供と虫取りに行っている
・趣味はマラソン、サッカー、トレールランニング
アクセンチュアの会社の規模ってどれくらい?
☑日本でだいたい10年前くらいは2000人くらい
☑そこから、2017年現在では8000人近く
☑ベンチャー気質を残しつつ大企業になった
☑アクセンチュアの半分の売り上げは、システムの構築。30パーセントがコンサルティング。20パーセントが保守・運用。この業務構成になってる。※これめっちゃ貴重な情報やわ。
☑アクセンチュアは下請けの関係などではなくて、上流から下流の仕事の過程を全て自前でやっている
☑利益率の向上は常に右肩上がり
→その理由は?
A.普通の会社は、雇う側と雇われる側の関係で成り立っているのがほとんど。
この仕組みでは、自分たちだけでは解決策が見えてこないという状況が多い
しかし、アクセンチュアは全てをこなせる
☑アクセンチュアの強みとしては、一貫して、ビジネスの変革においてのプロセスを構築できる
☑この全部を網羅できているっていうのがポイント。だからこそアクセンチュアは頼りにされる
ここまでのポイント:戦略の過程から、システムの構築、保守・運用の過程のすべてを網羅しているのがアクセンチュアの強み!
☑その他の具体的なアクセンチュアの強みとしては、提案力
→具体的には、顧客先から依頼されたシステム構築の依頼があったときに、そこでアクセンチュアは、本当にそのシステムの構築って必要ですか?ってところの提案ができるというところが強み。こんな提案をしているのはアクセンチュアくらいしかいない
☑ほとんどの人々がスマートフォンを触るようになって、この上でどうやってスマホアプリの中ですべてを繋げていくための方法を見出していくのが今後の世の中の流れ。
で、アメリカとか欧州の会社はどういうことをやっているのかとかを生かしていくことがアクセンチュアの魅力。
そして、アクセンチュアのこれらのデータを活用してアクセンチュアは顧客に対してアクセンチュアにしかできないコンサルができる。
☑コンサルタントはやっていることが一見難しそうだけど、やっていることはシンプル
→なぜなら、社内の中にいろいろな専門知識をもっているひとがいるから、その人たちに相談しながら顧客にも対応していけば、十分に対応できる
☑プレスリリース
第一生命のTKOの木下さんの顔が変わっていく仕掛けは、実はアクセンチュアが作っている
ローソンのコンビニのシステムの変革もアクセンチュアがやっている
ソリューションエンジニアの仕事内容とは?
☑ソリューションエンジニアのプロジェクトがしていること
・パートナー企業とそのテクノロジーを深く理解し、徹底的に活用することで、お客様の個別の要件に応えるソリューションを迅速に構築し、提供
・パートナー企業とベストプラくティクスを共有し、協働することで、お客様のイノベーションとパフォーマンス向上を支援
☑アクセンチュアのソリューションエンジニアに求められること
・デジタルビジネスの政界では、新しいIT技術・デジタル技術が新しいビジネスモデルや、これまでになかったサービスを実現=テクノロジー、デジタルが新たなビジネスを生み出すこと
なので、今のビジネスの延長線上では、企業は競争にかつことができなくなる。
だからこそ、アクセンチュアのエンジニア=ビジネス力が求められている
この下図のサイクルを一貫して行えるのが、アクセンチュアの強み
出展:次世代ビジネスリーダー育成プログラム「和魂偉才塾」の魅力を知るWEBセミナー
コンサルタントとソリューションエンジニアの違いとは?
☑上図にあるように、システム開発・導入とオペレーション維持・運用に重きをおいて、専門性をもって取り組んでいるコンサルの仕事をしているのがソリューションエンジニア
で、そうではない部分に重きをもっているのがコンサルタント
※この違いについては本当に知らないって人が学生の中にはやっぱり多いらしい
☑他には、モノ作りが好きであったりしたりするのが好きな人がエンジニアに多い
☑話したりするのが好きであったりする人がコンサルタント職には多い
カワナさん(登壇されていたアクセンチュア社員)のキャリア
①大学で新卒でアクセンチュアに入ってからの、社員のひとの印象は全員頭がいいなぁという印象
②頑張っているうちに、彼女と一緒に仕事の話をしてしまう
③そこからさらに仕事を頑張り過ぎ、彼女には結局振られる
④一度は落ち込むもさらに仕事を頑張り、メンバーからチームリーダーに任命され、天狗になる
⑤業務改革・システム構築の真の難しさを知る
⑥百戦錬磨のクライアントの部長に叩きのめされ、撃沈
⑦チームリードも板につき再び天狗になる
⑧巨大すぎるプロジェクトにつぶされそうになり、撃沈
⑨クライアント上層部とのコミュニケーション・管理者としてのふるまいも板につき
⑩またもや天狗になるが、ワークライフバランスとの兼ね合いに悩む
‥
そんなこんなで、ワークライフバランスに重きを置いて、イクメン社員として奮闘中←今ココ
グンジさん(登壇されていたアクセンチュア社員)のキャリア
①入社時、アクセンチュアの開発手法に期待。この時にも天狗の状態でアクセンチュアに入社する
②しかし、慣れない環境で、優秀な社員に囲まれて、成長への期待と自信喪失の間で揺れ動く
③そんな中で、周りの社員が鼻っぱしを追ってくるわりに、自身のことを非常にサポートしてくれる
④そこから開発案件で一領域のサブリードとして部下の育成と開発を両立
※ちなみに9月入社のひとは、4月入社のひとの上司になることもある。つまり、4月入社のひとはいきなり部下になることもある
⑤約30人の開発チームのリード。人を率いることの難しさとの戦い。ここからキャリアターニングポイントを迎える開発者→管理者への意識改革
⑥新人研修講師。人に教えることの難しさを知る
‥
そんなこんなで成長を日々やまない←今ココ
「和魂偉才塾」のインターンシップの魅力・内容とは?
☑内容
サポート役の現場コンサルタントやエンジニアと共に、それぞれの職種での仕事を体験するというもの
☑特徴
アクセンチュア経営陣が講師を務める、
グローバル水準のビジネスリーダー育成プログラム
☑シニアマネージャークラスの社員が出てくるのは、本当に貴重
→本当に貴重な機会
☑コンサルタント塾で学べること・得られること
世の中に落ちてることは、意識しないとなかなか築かない。この世の中に落ちてる課題と現状に気付く力を付けられる
☑下図にあるような、これらの「~力」が自分には足りていないんだなーということを気づける機会になる
出展:次世代ビジネスリーダー育成プログラム「和魂偉才塾」の魅力を知るWEBセミナー
☑アクセンチュアに来る来ないに限らず、来るべき!!!
→社員さんが断言
☑アクセンチュアのインターンシップ参加者の学生の動画がここで流れる。以下の動画
Accenture | Training Programs 2017 business consulting
「ソリューションエンジニア塾」のインターンシップの魅力・内容とは?
☑テーマは、協働創造
☑コンサルタントと違う点は、システムのこうちくまでするところ
☑プログラミングを実際にいじる
☑チーム対抗で行われる
☑課題解決とかチームのなかでの役割分担について鍛えられる
☑びっくりするくらい価値あるもの。本当に勉強になる
→※社員さんがものすごく念押ししてました。
☑ソリューションエンジニアの仕事がどんなものであるのかを実際に本格的に学べる
☑深く考えずに、前向きに参加しよう。
→プログラミングが出来なくても参加してもいい。文系のひとも参加して大丈夫!
☑社員からのフィードバックは本当にいい
→5日間じっくりみてもらえる
☑特に、最終日のシニアマネージャーからのフィードバックをは本当に価値あるもの。先輩社員のひとも本当にガチでやってくれる
☑情報系の学部を出てなくても、インターンに参加しても大丈夫!!!
☑エンジニアとして入社した瞬間は、確かにプログラミングについて知識がある学生とない人の間には差はある。けど、長いスパンで考えれば本当に大丈夫!
☑エンジニア塾のインターンで、実際にアプリ開発をしてもらうが、初心者でもアプリを作れるような工夫がされている
☑工夫がされている!!
→※2回言ってた。
☑エンジニア塾には初心者でも大丈夫。超価値あるもの←※本当に念押ししてた
社員対談(パネルディスカッション)
Q昨年度のサポーターとして、「和魂偉才塾」の学生で印象的だった参加者はどんな方でしたか?
A①自信を無くしていたひとが印象的だった。彼女は、上手く、自分の意見を出し切れていなかった。
でも、必ずしもみんながワーワーいってても、チームワークが乱れるから、ダメ。
だから、リーダーシップを全員が発揮する必要はまったくもってない。
A②自信満々のひと。結構多い(笑)みんな俺に任せとけみたいな学生がいる。そんな中で、ついていけなくなる学生も出てくる。でもこの自信満々のひとは、個人としてではなくて、チームとしての成果を出すためには、どうやったらそのガツガツ来ない人を生かしていくことが出来るのかが重要。
で、この自信満々のひとに、リーダーシップととしてどうやったら全員の意見を引き出せるのかを意識させた。
→すると、リーダーシップとしてスキルをへたくそながらも、活かしながらの動きを見せてくれた。
Qどのような人に和魂偉才塾に参加してほしい?参加前に準備してきてほしいことは?
☑準備してきてほしいことは、特にない。いらない。
☑プログラミングの勉強とかも別にせんでもいい。
☑コンサルとして続く人の特性は大きく3つあげられる。
・考えることが好き。
・すなお。すぐにかんがえてしまう。
・やりたいことがひとつにしぼれません。
→こういうひとであれば、コンサルに向いてる。こんなひとはもう全員参加するべき。
A②このインターンは本当に他社では真似ができないような内容のインターンシップになっている。
エンジニア塾で言うと、実際にコンサルタントとしての業務フローが体験できるから、参加すべき。とにかく。
※285人が今回のwebセミナーに参加していたらしい。
アクセンチュア社員のお二方からの就活生に向けた熱いメッセージ
今は、大学でやっていることを一生懸命やろう
大学でやれることを横臥できない人は他のことも一緒
今できることを本気でやろう
就職活動をして、いろんな会社をみていると思うけど、それは本当にやりつくしてほしい。
自分の足で、会社を評価して、判断して、今しか出来ないことを本気でやってください。それが本当に大事。徹底的にやってください
さいごに
☑Q誰でも天狗になるんですか?←セミナー視聴者からの質問
A.天狗になるのは全員じゃない。でも、それはそれで大事。なんでかっていうと、天狗になっているからこそ、なんでもできるからと思い込んで、すぐに手を挙げて仕事をさせろと自分からつっこんでいくことができるから。逆にこれがいい。
PS:今回登壇されていた社員の1人、カワネさんは社内結婚している。奥さんもエンジニア
というわけで、かなりの箇条書きになってしまったのですが、以上、アクセンチュアのWEBセミナーの議事録でした。
それでは、また。