自分と向き合う作業、いわゆる自己分析というのは就活前にしておくもの
「そもそも、就職するということは、あくまで人生の分岐点においての選択肢のひとつでしかありません。このことをわかっておいて、就活を始めるべきです!」
というのが一般的な就活本には書かれています。
そして、このことは就活を控える大学生ならば、誰しも真剣に考えておくべきことなのだと強く思います。
でも僕の場合、、
就活後発組であったということもあり、就活という選択肢を選んだことは、その前提を考えずしての行動でした。
つまり、3月1日以降に、自分が就職することは当たり前、それ以外の選択肢などないと思って就活し始めたんです。
でも一方で、、
世の中には、就活するんじゃなくて大学を一年休学し、自分のやりたいこと探しの旅に出るという学生や、一年間留学するという選択をしている大学4年生もたくさんいるわけですよね。
当然、そういった学生の中には就職はしなくちゃいけないけど、まだ学生でいたいからとりあえず休学するわ~みたいな学生もたくさんいます。
で、そういった人たちとは違って、
じゃあ自分はどうして就職するという選択肢を選んでいるのか?
ここの意思決定をせずして、僕は就活を始めたのです。
で、ここの意思をもたずに就活をした僕がとどうなったのか?
それは‥就活をし始めたはいいものの、ふと
「あれ、俺ってなんで就活してるんだけ?」
という迷いの感情に襲われたのです。
もちろん、
「就活をしよう!よしやるぞ!→まずは自己分析だ!→企業研究だ!→‥」で、そのまま順調にいく人もいます。
でも、そうでない人もいるんです。
それが僕で、
「就活をしよう!よしやるぞ!→まずは自己分析だ!→で、自分って将来何がしたいんだっけ?→てか、そもそも就職する意味ってなによ?→就活するべき?え、どうしよう‥モヤモヤ‥」
こういう思考回路に就活中に一時的にはまってしまったんです。で、こうなってくると、もう就活どころではありません。
そんな苦労を僕は経験しています。
では、そうならないためにどうすればよかったのか?
それが自己分析というやつです。
ただここで言っておきたいのが、自己分析と一言にいっても、2つの意味があるということです。
自己分析①
→自分が就職するべきなのか?そうではないのか?を決める自己分析
自己分析②
→自分は就職するべきだと判断して、じゃどんな仕事があっているのか?を決める自己分析
この2つです。
※この言葉は以下でも多用します。
で、ここからが本題です。
「よし!就職しよう!」この決断をするまでに、多くの時間を要するものです。
それが普通です。
そのための自己分析①があります。たんまり時間をかけて、やっとこさこれが出来てから、そこから次のステップである自己分析②、いわゆる就活のための自己分析があるのです。
とはいうものの‥
就活後発組には自己分析①をちんたらやってる時間なぞない!
「まずは自己分析を終えてから」という幻想は今すぐ捨て去れ!
— 銀のアンカーbot (@ginnoanchorbot) 2017年6月9日
結論から言うと、そういうことです。
時間が限られているという就活生、いわゆる就活後発組にとって、自己分析①をもたもたやってる時間はないはずです。
僕が現にそうでした。
本来、自己分析①というのは早い人では大学3年生の夏ごろの段階から徐々にやっておくべきものなのだそうですが、、、そのための時間を就活中に真剣に割いていれば、気づけば就活が終わってしまっているだろうと考えました。
そして僕はどうしたか?
そう、上記のような自己分析①をせずに、就活を乗り切る道を選びました。
ただし、そのために1つの条件を呑んだのです。
就職活動というゲームを攻略するという目標をもって就活する覚悟
そのための1つの条件、、
それは‥
就職活動というものを【内定を獲得するためのゲームとして捉えて、就活に臨む覚悟を決めた】という条件です。
就職活動は人生の分岐点です。将来のこと、人生のこと、色々なことを考えさせられます。就活することが最善の選択肢ではないかもしれません。そのための自己分析①です。
でもね‥
就活後発組に、そこで迷っている時間はもうなかったんです。
そのために、ただ内定を獲得することのみに没頭しました。
それによって、大幅に時間のかかる自己分析①をせずとも、僕は就活を迷いなく進めることができ、そのことを実際に大手外資コンサル・アクセンチュア内々定獲得という形で証明しました。
要するに僕のような就活後発組のとるべき就活スタイルというのは、
就職するしかないんだ!という覚悟を一度して、地に足がついた状態で就活というゲームを開始する。あとは内定を獲得するというゴールにたどり着くことを目的に、ゲームクリアを目指して走り抜ける。
これだけです。
これだけなのですが、そうはいってもこの「就活するしかないんだ!」という覚悟をすることがそう簡単には出来ないがために、本来は自己分析①というのが重要になるのです。
それと同時に、自己分析①の役割というのは、ある意味、自分の中での将来に対する疑問をとっぱらって、迷いなく就活を開始できるためのコンディションを整える作業を兼ねているのです。
だから、自己分析①をするに越したことはないです。
自己分析①を完了させれば、自分の中での迷いや疑問のモヤモヤが取っ払われていくわけですからね。
でも就活後発組にはそこに時間をかけている余裕はないわけです。
となると、就活後発組というのは、その自己分析①によって解消するはずのモヤモヤを隠し通し、そのモヤモヤに目を向けず、就活というゲームを成し遂げることが最善の就活攻略の道となるわけです。
まとめ
就活をすべきか?という迷いが生じている就活後発組は、そんなところで迷っている時間はありません。
就活=ゲームなのだとまずは自分に言い聞かせてください。
就活をする意味が何か?といったことや、自分自身のキャリアビジョンは就職以外にもあるんじゃないかな?という迷いもすべていったん捨ててください。
でなければ手遅れになるからです。
就活後発組が自分の将来について深く考えられる次のチャンスは、内定を獲得したうえでの、大学4年の夏以降です。
今はそんな迷いに気を取られている時間なんてありません。
「迷いなんてないけど???就職以外にありえなくね?」という学生は、そのままでいいです。その気持ちを常に持ち続けてください。
そして今後も、もし就活する意味がわからなくなりかけても、深く考えてはいけません。
就活はゲームです。ただそれをクリアすることを考えましょう。
僕にとってのゴールはアクセンチュアと船井総研からの内々定取得でした。
この考えたを自分の中に持ち続けてさえいれば、、本来は多くの時間をかけてすべきである自己分析①という作業をかけずに済みます。
現に、自己分析①をしていなくても、就活では勝てます。内定はもらえます。
何より、就活を勝ち抜き内定を獲得するためには、自己分析よりも、もっと時間を費やして、優先すべき作業というのがたくさんあるのですから。それでは、また。
アクセンチュアからの内定が欲しいなら最低限これだけは確認しておこう!